ライダーウェイト・タロット解説

§7 AN ANCIENT CELTIC METHOD OF DIVINATION
古代ケルト占い方法


 現代においても、ケルティック・クロス・スプレッド(ケルト十字展開法)と呼ばれ、比較的良く使われている占い方法の紹介です。
 ケルティック・クロス・スプレッドは、この本の記述を基本にして、色々なバリエーションが存在しています。

This mode of divination is the most suitable for obtaining an answer to a definite question.
この占い方法は、明確な質問の答えを得るのに最も適当である。

 この占いは、質問内容が明確になっているもので、その結論が1つだけの、比較的単純な問題の場合に有効です。
 今年の運勢などの、漠然とした質問は不向きですし、複数の答えを期待する場合にも不向きです。

The Diviner first selects a card to represent the person or, matter about which inquiry is made.
占い師は最初に、人もしくは質問されたことに関する問題の本質を象徴するカードを選択する。

 人に関する質問であれば、その人を代理するカードを、事物に関する質問であれば、その事物を象徴するカードを一枚選びます。

This card is called the Significator.
このカードは「象徴カード」と呼ばれる。

 「Significator」は、直訳すれば「重要な意味を示すもの」という感じです。
 ここでは、「Significator/象徴カード」と意訳しておきます。

Should he wish to ascertain something in connexion with himself he takes the one which corresponds to his personal description.
彼(被占者)が自分自身に関係する何かを確かめたいなら、彼は彼の個人的な記述に対応するもので取ります。

 自分自身のことについて占いたいのであれば、自分自身の姿を象徴するものを、「象徴カード」として選びなさいということですね。

A Knight should be chosen as the Significator if the subject of inquiry is a man of forty years old and upward; a King should be chosen for any male who is under that age a Queen for a woman who is over forty years and a Page for any female of less age.
「騎士」は質問の対象者が40歳以上の男性であれば「象徴カード」として選ばれるべきである。「王」はその年齢の下である男性に、40歳以上である婦人のためには「女王」が、それより年下の女性のためには「騎士見習」が選ばれるべきである。

 現在では一般的に、年上の男性を「王」、年下の男性を「騎士」にすることが多いです。
 ただし、ゴールデン・ドーン系統のカードでは、「騎士」を年上にしているものもあります。

The four Court Cards in Wands represent very fair people, with yellow or auburn hair, fair complexion and blue eyes.
4枚の「棒のコートカード」は、肌がとても色白で、黄色か赤褐色の髪と、色白の顔色と青い目の人々を象徴する。
The Court Cards in Cups signify people with light brown or dull fair hair and grey or blue eyes.
「杯のコートカード」は、薄茶の髪あるいは鈍い金髪で、灰色もしくは青い目を持つ人々を表す。
Those in Swords stand for people having hazel or grey eyes, dark brown hair and dull complexion.
「剣」のそれ(コートカード)は、ハシバミ(薄茶)色もしくは灰色の目、こげ茶色の髪、そしてくすんだ顔色を持った人々である。
Lastly, the Court Cards in Pentacles are referred to persons with very dark brown or black hair, dark eyes and sallow or swarthy complexions.
最後に、「五芒貨のコートカード」は、非常に濃いこげ茶色もしくは黒い髪と、黒い目と、黄ばんでいるか浅黒い顔色の人々に当てはまる。

 黒髪、黒い目、黄色の肌は、標準的な日本人に当てはまります。
 つまり、この原則だけだと、日本人のほとんどは「五芒貨」ということになりますね。

These allocations are subject, however, to the following reserve, which will prevent them being taken too conventionally.
しかしながら、これらの割り当ては、以下の予備事項に左右される。そしてそれは、あまりにそれら(象徴となるコートカード)が慣習的に選ばれるのを防ぐだろう。

 まあ、いつも同じ象徴カードだとつまらないから、変えてみてもいいよ、ということですね。

You can be guided on occasion by the known temperament of a person; one who is exceedingly dark may be very energetic, and would be better represented by a Sword card than a Pentacle.
時々、周知である人の気質により、導くことができる。非常に色が濃い人で、非常に精力的なこともあるが、これは「五芒貨」より「剣」のカードによって表されるほうがよいだろう。

 色の濃い人は原則として「五芒貨」なのですが、精力的な人は「剣」の方が良いということですね。
 つまり、日本人でも、割と色黒で元気な人が「剣」で、割と色黒でおとなしそうな人が「五芒貨」ですね。

On the other hand, a very fair subject who is indolent and lethargic should be referred to Cups rather than to Wands.
一方、非常に色白であって怠惰で無気力である対象者は、「棒」よりむしろ「杯」を参照すべきである。

 色白な人は、原則として「棒」ですが、怠惰で無気力そうな人は「杯」ということですね。
 つまり、日本人でも、割と色白で元気な人は「棒」で、割と色白でおとなしそうな人が「杯」ですね。

If it is more convenient for the purpose of a divination to take as the Significator the matter about which inquiry is to be made, that Trump or small card should be selected which has a meaning corresponding to the matter.
質問されたものについての事柄を「象徴カード」として選択することが、占いの目的のためにより都合の良いことであれば、その切り札(大アルカナ)か小アルカナが、その事柄に対応する意味を持つように、選ばれるべきである。

 占う対象が人でない場合は、その事柄で象徴カードを選んだ方がいいよ、ということですね。

Let it be supposed that the question is: Will a lawsuit be necessary?
質問は以下の通りであると仮定しよう。「訴訟は必要となるだろうか?」

 この質問者(被占者)は、訴訟をするべきか、しない方がいいのか、を聞いているわけですね。

In this case, take the Trump No. 11, or Justice, as the Significator.
この場合、「11番の切り札」、すなわち「正義」を「象徴カード」として選択しなさい。
This has reference to legal affairs.
これ(正義のカード)は、法律の問題への関連を持っている。

 アドバイスを受けるのであれば、象徴として、大アルカナを積極的に使うという感じですね。

But if the question is: Shall I be successful in my lawsuit? one of the Court Cards must be chosen as the Significator.
しかし、もし質問が「私は、私の訴訟で成功するだろうか?」であれば、「コートカード」の1枚を「象徴カード」として選択しなければならない。

 「私」を象徴するコートカードを選択するという感じですね。

Subsequently, consecutive divinations may be performed to ascertain the course of the process itself and its result to each of the parties concerned.
その後、関係する当事者のそれぞれについて、それ自体の過程の進行とその結果を確かめるために、連続して占いが実行されるだろう。

 訴訟問題ですので、こちら側から見た場合と、あちら側から見た場合とで、2回連続して占ってみて、その結果で最終的に判断するということですかね。
 ということで、いよいよ占いが始まります。

Having selected the Significator, place it on the table, face upwards.
「象徴カード」を選択して、それをテーブルの上に、表を上向きにして置きなさい。

 象徴カードは、最初から絵が見えるように、上向きに置きます。

Then shuffle and cut the rest of the pack three times, keeping the faces of the cards downwards.
それから、カードの表を下向きに保ちながら、デッキの残りを3回シャッフルしてカットしなさい。

 3回って、結構面倒なんですね。
 なぜ3回なのかは分かりませんが、そういうルールみたいです。

Turn up the top or FIRST CARD of the pack; cover the Significator with it, and say:
デッキの一番上、すなわち「1番カード」をめくって上向きにしなさい。それで「象徴カード」を覆い、こう言いなさい。

 1枚目のカードは、象徴カードの上に重ねて置きます。

This covers him.
「これは彼を覆う。」

 直訳だと雰囲気出ないので、意訳すると、「これは、あなたの周りです。」かな。

This card gives the influence which is affecting the person or matter of inquiry generally, the atmosphere of it in which the other currents work.
このカードは、一般には質問の人あるいは問題に作用する影響、そして他の流れが作用している中でのその周囲の状況を示す。

 あなた自身とそのごく近くに見える問題を示します。

Turn up the SECOND CARD and lay it across the FIRST, saying:
「2番カード」をめくって表向きにし、「1番」と交わるようにそれを置いて、こう言いなさい。

 2枚目のカードは、90度回転させて、1枚目のカードの上に重ねて置きます。

This crosses him.
「これは彼に交わる。」

 意訳すると、「これは、あなたの障害です。」かな。

It shews the nature of the obstacles in the matter.
それは、事柄の障害の本質を示す。
If it is a favourable card, the opposing forces will not be serious, or it may indicate that something good in itself will not be productive of good in the particular connexion.
もしそれが好意的なカードであれば、敵対する力は重大にならない、もしくは、本来は何か良いものを含んでいても、特定の(この)関係においては利益をもたらさないことを示すかもしれない。

 良いカードであれば、悪くはならないけど、本来持っている良い影響も及ぼさないということですね。
 占星術でいうスクエアの状態ですかね。

Turn up the THIRD CARD; place it above the Significator, and say:
「3番カード」をめくって表向きにし、「象徴カード」の上にそれを置いて、こう言いなさい。
This crowns him.
「これは彼の頂上にあります。」

 意訳すると、「これは、あなたの理想です。」かな。

It represents (a) the Querent's aim or ideal in the matter; (b) the best that can be achieved under the circumstances, but that which has not yet been made actual.
それは、以下のことを表す。
 (a)この事柄の中にある質問者の目標か理想。
 (b) この状況下で達成できる最高の状態。しかし、それはまだ現実には作られていない。

 あくまでも理想であって、なんだか簡単には実現しない感じですね。
 でも、理想が無いと、努力しませんので、何をしたいかをはっきりとさせておくのが大事です。

Turn up the FOURTH CARD; place it below the Significator, and say:
「4番カード」をめくって表向きにし、「象徴カード」の下にそれを置いて、こう言いなさい。
This is beneath him.
「これは彼の下にある。」

 意訳すると、「これは、あなたの基礎です。」かな。

It shews the foundation or basis of the matter, that which has already passed into actuality and which the Significator has made his own.
それは、この事柄の基礎や基本、つまり既に現実になっているものや、「象徴カード」の者が彼自身で作ったものを示す。

 今あるものを基礎にして、それから未来が作られるわけですので、現状把握は大事です。

Turn up the FIFTH CARD; place it on the side of the Significator from which he is looking, and say:
「5番カード」をめくって表向きにし、「象徴カード」が見ている方向とは反対の側にそれを置いて、こう言いなさい。

 象徴カードに、顔があって横を向いていれば、その視線方向とは逆、つまり背中の方向に置くわけです。
 また、動いているものがあれば、その逆方向に置くわけです。

This is behind him.
「これは彼の後ろにある。」

 意訳すると、「これは、あなたの近い過去です。」かな。

It gives the influence that is just passed, or is now passing away.
それは、ちょうど今通過した、あるいは今通過しているものの作用を示す。

 つまり、かなり直近に終わった出来事や、まだ終わってはいないけど、ほぼ終わりかけている事柄を示すということです。
 今まで歩いてきた道を振り返ると、すぐそこに見えるもの、という感じですね。

N.B.--If the Significator is a Trump or any small card that cannot be said to face either way, the Diviner must decide before beginning the operation which side he will take it as facing.
注意!…もし「象徴カード」が、顔の方向がどちらか言えないような、大アルカナあるいは小アルカナのカードであれば、占者は、占い作業を始める前に、それ(象徴カード)が向いているとする側を決めなければならない。

 顔の無いカードや、顔があってもどちらを向いているとは言えないような場合は、事前に方向を決めておけと言っているわけです。
 ミステリーアートでは、顔が右向きを標準としています。

Turn up the SIXTH CARD; place it on the side that the Significator is facing, and say:
「6番カード」をめくって表向きにし、「象徴カード」が向いている側にそれを置いて、こう言いなさい。

 象徴カードに、顔があって横を向いていれば、その視線方向に置くわけです。
 5番カードとは反対の位置ですね。

This is before him.
「これは彼の先にある。」

 意訳すると、「これは、あなたの近い未来です。」かな。
 なお、「before」というのは、場所でなく時間を表す場合、「以前に」という過去を表す言葉になります。未来を表すのは「after」ですね。

It shews the influence that is coming into action and will operate in the near future.
それは、作動し始めているか、近い将来に作用する影響を示す。

 今から歩いていく道のすぐ先にあるもの、という感じですね。

The cards are now disposed in the form of a cross, the Significator--covered by the First Card--being in the centre.
カードは現在、十字の形に配置されている。「象徴カード」は…「1番カード」で覆われ…、その中央にある。
The next four cards are turned up in succession and placed one above the other in a line, on the right hand side of the cross.
次の4枚のカードは、連続してめくって表向きにされ、十字の右手の側に、下から上に一列で置かれる。

ここからは、1枚めくっては中断してセリフを言うのではなく、4枚を黙って下から上へと並べていくということですね。

The first of these, or the SEVENTH CARD of the operation, signifies himself--that is, the Significator--whether person or thing--and shews its position or attitude in the circumstances.
これらの最初、すなわち占い作業の「7番カード」は、彼自身…すなわちそれは、人であれ物であれ、「象徴カード」ということであるが…を表し、そしてその状況における(彼自身の)位置や姿勢態度を示す。

 4枚並べるうちの最初のカード、すなわち7番カードの意味は、1番カードと似ていますが、1番カードは本人の客観的状況で、7番カードは本人の主観的状況という違いがあります。
 本人の状況判断と周囲の状況判断が大きく食い違っていると、トラブルの元になりますので、重要な着目点の一つです。。

The EIGHTH CARD signifies his house, that is, his environment and the tendencies at work therein which have an effect on the matter--for instance, his position in life, the influence of immediate friends, and so forth.
「8番カード」は、彼の家、すなわち、その事柄に影響するものの中で働く彼の環境や傾向を意味する。…例えば、実生活上の彼の地位や、身近な友人の影響などである。

 取り巻く環境ということで、交流のある人についての全体的な状況を示しています。

The NINTH CARD gives his hopes or fears in the matter.
「9番カード」は、その事柄に関する彼の希望もしくは恐れを示す。

 期待感や不安感といったものですね。

The TENTH is what will come, the final result, the culmination which is brought about by the influences shewn by the other cards that have been turned up in the divination.
「10番」は、これから起こること、最終的な結果、占いでめくられた他のカードにより示された影響によって引き起こされる結果である。

 最終結果です。
 とはいえ、人生の最終結果ではなく、占ったことに対する結果ですので、たとえ悪い結果が出てもくよくよしないことですよね。
 人生には、結果だけでなく、過程も大事ですので、このカードの結果に至る過程についても、じっくりと見ておいてください。
 今まで気づかなかった何かが、見えてくるかもしれませんよ。

It is on this card that the Diviner should especially concentrate his intuitive faculties and his memory in respect of the official divinatory meanings attached thereto.
このカードについては、占者は、彼の直感的な能力と、それ(そのカード)に結びついた公式の占いの意味についての彼の記憶を、特に集中するべきである。

 この10番カードは、とても重要なポジションなので、特に集中して読みなさいということです。

It should embody whatsoever you may have divined from the other cards on the table, including the Significator itself and concerning him or it, not excepting such lights upon higher significance as might fall like sparks from heaven if the card which serves for the oracle, the card for reading, should happen to be a Trump Major.
テーブルの上にある他のカードから占えることなら、何でも組み入れるべきである。それには、「象徴カード」自身や、それ(相談者や相談事)に関するものも含まれ、もし解釈しているカードが神託に役立つもの、つまり大アルカナであったりする場合は、天からの閃光が降ってくるかのような、より高い意味についての光を除いてはならない。

 幅広い視野をもち、カードの相互関連にも注意して、カードを解釈しましょう。そして大アルカナのような神懸かったカードの場合は、神の声も聞きましょう、ということですね。

The operation is now completed; but should it happen that the last card is of a dubious nature, from which no final decision can be drawn, or which does not appear to indicate the ultimate conclusion of the affair, it may be well to repeat the operation, taking in this case the Tenth Card as the Significator, instead of the one previously used.
占い作業は今、完了している。 しかし、最後のカードが疑わしい性質のものであり、それからどんな最終決定も引き出せないか、またはそれが、その問題に対して究極の結論を示すように見えないことが起こった場合は、「10番カード」を以前に使用した「象徴カード」の代わりにそれを使って、占い作業を繰り返しても良いだろう。

 結果があいまいで理解しにくい時は、最終結果である10番カードを象徴カードとして、もう一度占ってみてもいいですよ、ということですよね。
 結果が思わしくないからという理由で、同じことについて2回占うのは、あまりお勧めしませんけど。

The pack must be again shuffled and cut three times and the first ten cards laid out as before.
デッキは、以前と同様に、再び3回シャッフルされカットされて、以前のように最初の10枚のカードが配置されなければならない。

 同じ手順で、もう一度占いなさい、ということですよね。

By this a more detailed account of "What will come" may be obtained.
これにより、より詳細な「これから起こること」の説明が得られるかもしれない。

 まあ、しょせん「may/できるかもしれない」レベルですので、あまり期待しない方がいいです。
 ミステリーアートでは、基本的に「二度占いはお断り」なんですけどね。

If in any divination the Tenth Card should be a Court Card, it shews that the subject of the divination falls ultimately into the hands of a person represented by that card, and its end depends mainly on him.
どんな占いであれ、もし「10番カード」が「コートカード」であれば、占いの主題は結局そのカードによって表された人の手にあることを示している。そしてその結末は、主に彼に依存する。

 最終結果がコートカードの場合は、明確に結論が示されているわけではなくて、キーポイントとなる人が示されるというわけですね。
 よって、本当の最終結果を得ようとするのであれば、続けて次の作業が必要になるということです。

In this event also it is useful to take the Court Card in question as the Significator in a fresh operation, and discover what is the nature of his influence in the matter and to what issue he will bring it.
また、この(10番カードがコートカードという)結果においては、その「コートカード」を新たな占い作業でのその問題における「象徴カード」として選び、その事柄に関する彼の影響と、彼がもたらす問題についての本質が何かを発見することは、役に立つことである。

 本当の結論がほしい時は、もう一度占った方がいいよ、ということですね。

Great facility may be obtained by this method in a comparatively short time, allowance being always made for the gifts of the operator--that is to say, his faculty of insight, latent or developed--and it has the special advantage of being free from all complications.
この方法により、比較的短時間で、占術者の才能…すなわち、彼の潜在的あるいは開発された直観的能力…により終始行われる酌量の存在のもとで、すばらしい便宜が得られるかもしれない。そしてそれは、一切の複雑さが存在しないという特別な利点がある。

 何やら皮肉混じりの文章みたいですね。
 どうやら、今までの占い手順は、複雑で曖昧で、手間ばかりかかるものが多かったようです。
 現代においても、わけわかんない複雑なスプレッドをして、わけわかんないリーディングをする占い師っていますからね。

 ウェイト氏は、そういうのを嫌って、シンプルかつ明確な占いの手順を示しているわけで、能力のある占い師が、これに基づいて作業を行うことにより、占う方も占われる方にもメリットがあるよ、ということを主張したいわけですよ。
 つまり、いつものように、「オレ様はGreatだ!」ということですよね。(笑)

I here append a diagram of the cards as laid out in this mode of divination.
私はここに、この占い方法で配置された時のカードの図を追加する。
The Significator is here facing to the left.
「象徴カード」は、ここでは、左に向いているとする。
The Significator.
「象徴カード」。
1. What covers him
1. 彼を覆うもの。
2. What crosses him.
2. 彼に交わるもの。
3. What crowns him.
3. 彼の頂上にあるもの。
4. What is beneath him.
4. 彼の下にあるもの。
5. What is behind him.
5. 彼の後ろにあるもの。
6. What is before him.
6. 彼の先にあるもの。
7. Himself.
7. 彼自身。
8. His house.
8. 彼の家。
9. His hopes or fears.
9. 彼の希望もしくは恐れ。
10. What will come.
10. これから起こること。

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