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A hand issues from a cloud, grasping a sword, the point of which is encircled by a crown.
雲から出現した手は、1本の剣を握り、その（剣の）先端は王冠により取り囲まれる。
見ての通りです。
ちなみに、王冠の右の葉は「なつめやし」、左の葉は「オリーブ」と推定されています。
そして、なつめやしは「男性」の果実、オリーブは「女性」の果実を象徴していると考えられます。
Divinatory Meanings: Triumph, the excessive degree in everything, conquest, triumph of force.
占いの意味（正位置）：勝利、全てにおける過度の度合い（階級）、征服、力の勝利。
暴力、権力、軍事力など、主として物理的な力、それもかなり圧倒的な力を行使して勝利を得ることを表します。
It is a card of great force, in love as well as in hatred.
それは、憎しみだけでなく愛情においても、偉大な力のカードである。
神の剣の偉大な力は、憎しみだけではなく、愛情ももたらしてくれる、ということでしょうか。
The crown may carry a much higher significance than comes usually within the sphere of fortune-telling.
王冠は、通常の占いの範囲の中で到達するものよりも、はるかに高い意味を持つかもしれない。
「sphere of fortune-telling／通常の占いの範囲」というのは、現世利益的な占いの世界のものを表します。
つまり、このカードの意味する「勝利」というのは、それよりも、もっと次元の高いものを含む可能性が高いということですね。
Reversed: The same, but the results are disastrous; another account says--conception, childbirth, augmentation, multiplicity.
逆位置：同じような意味であるが、結果は悲惨である。別の記述には、こう書かれている…妊娠、出産、増加、多様性。
力により一時的には勝利するけれど、悲劇的な結果となるということですね。
なお、別の読み方をする人は、また別の解釈があるようですが、個人的には、前者の解釈を採用しています。
